ビルの窓が強風でも割れない秘密はガラス工事の「逃がし」
- コラム
高層ビルを見上げると、たくさんのガラスが整然と並んでいます。
台風のような強い風が吹いても、なぜあんなに大きなガラスが割れないのでしょうか。
実は「ガチガチに固めすぎない」という、職人の高度な計算が隠されています。
意外かもしれませんが、建物は風や地震の影響を受けて、わずかにしなります。
もしガラスを枠に完全に固定してしまうと、建物の動きに耐えきれず、パリンと割れてしまいます。
そこで弊社が行うガラス工事では、ガラスと枠の間に絶妙な「クリアランス(隙間)」を作ります。
この隙間を埋めるのが、弾力性のある「ガスケット」というゴム状の部品や、シリコン製の充填剤。
これらがクッションの役割を果たし、建物が動いた時にガラスが逃げるスペースを確保します。
「固めるのではなく、柔軟に受け流す」という発想が、ビルの安全を支えています。
具体的な作業手順としては、まず枠の寸法を正確に測り、ガラスが中央に来るように位置を調整します。
次に、ガラスの周囲にバックアップ材という詰め物を入れてから、専用のガンを使ってシーリング材を流し込んでいきます。
表面をヘラで滑らかに整える作業は、職人の腕の見せ所。
見た目の美しさと、雨を確実に弾く機能性の両立が求められます。
弊社では、こうした専門的な技術を未経験からでも一歩ずつ学べる環境を整えています。
愛知県北名古屋市を中心に活動していますので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。